1．生理休暇のメリット

前回のコラムでお話した通り、生理休暇の取得を社内で大々的に認めると、企業は様々なメリットを享受できます。

以下、具体的なメリットや、企業内で働く女性社員が生理休暇を請求しない場合のデメリットについて解説します。

自社で働く女性社員が気軽に生理休暇を請求できるようになると、女性社員の多くは「この会社は女性を貴重な戦力として大事にしてくれる」と考えるでしょう。
生理のつらさに悩む社員が有給の残りを気にせず休暇を取れるため、従業員の自社に対する好感度がアップすることが期待できます。

社員の自社に対する評価が高まると、そこから自社の対外的な評価を高めることにもつながり、新しい社員を募集する場合にも有利になります。

パフォーマンスの観点からは、体調がつらい時期に休みを入れられるため、早期の体調回復が見込めます。

新型コロナ禍を経て、多少は国民の意識が変わったとはいえ、体調が思わしくない状況でも仕事をせざるを得ない人は一定数存在しています。
しかし、体調不良のまま仕事を行うのは非効率であることから、休むべき時に休むことは社員の作業効率を上げることにつながります。

自社の女性社員が、生理休暇の請求を控えるようになると、実務における様々な面でデメリットが生じることが予想されます。
つらい痛みをこらえながらの作業では、データ入力作業や事務処理などでミスが発生するリスクが高まるでしょう。

接客業に従事する女性社員の場合、痛みによって笑顔が少なくなってしまうと、お客様に対して悪印象を与えることにもつながります。
現場での作業中に、痛みからバランスを崩し転倒してしまう危険性もあり、社員が大けがをした場合は長期離脱者が出るおそれもあります。

このような諸々のリスクを低減するためには、女性社員が生理休暇を請求しやすい環境を構築することが不可欠といえるでしょう。

2．オンラインワーカーが生理休暇請求率の向上に貢献できる理由

社内で生理休暇を請求しやすくなる空気を作るためには、社員に任せる全体の作業量を軽減することが重要です。
そこで検討したいのが、オンラインワーカーの活用です。

オンラインワーカーに一部の作業を任せることにより、社内・部署における全体の作業量が減ることから、女性社員が生理中も無理をすることなく生理休暇を請求しやすくなります。
また、周囲の社員に迷惑をかける機会も少なくなり、社内全体の作業効率もアップすることが期待できます。

社員が生理休暇を取得しやすくなると、自社の生理休暇制度をより充実させられるため、より良い職場環境を作る好循環を生むのにも役立ちます。

人員不足や多忙を理由に、生理休暇を取得しない社員が多い職場では、オンラインワーカーの利用を検討することをおすすめします。

生理休暇の不公平感や周囲の負担を軽減するためには、1日あたりの業務量を大幅に削減するための策を講じることが重要です。

例えば、ほぼ毎日行うルーティンワーク（定例業務）をオンラインワーカーに外注することで、欠員が出た際も個々の作業量が膨大にならずに済みます。

“オンラインワーカーなげっぱⓇ”では、資料作成や勤怠管理等の事務作業から、Webサイト修正等のWeb系業務、更にはデザイン系やSNS系まで幅広い依頼を受け付けております。
従業員の生理休暇取得を課題としている事業主様・企業担当者様は、ぜひオンラインワーカーなげっぱⓇの利用をご検討ください。